今回は同じ機械割ならどっちを打ったほうがいいのか考察したいと思います。
「同じ機械割ならどっちを打っても同じ期待値じゃないの?」
と思う方もいると思いますが実はちょっと違うのです。
その辺について考察したいと思います。
ミリオンゴッド神々の凱旋VS熊酒場2丁目
今回比べてみる機種はミリオンゴッド神々の凱旋と熊酒場2丁目店です。
ともに設定6の機械割は119%ちょいと申し分ないスペックですね。
機械割に少し差がありますが1%以下なので今回は気にしないことにします。
なぜこの2機種を比べてみるかというとミリオンゴッド神々の凱旋はATタイプ、熊酒場2丁目店はノーマルタイプの台となっています。
冒頭でも言いましたが、同じ機械割でも期待値が違ってくる場合があるのですが、
それは出玉の波が荒い台と出玉の波が緩やかな台で違ってくるのです。
なぜ出玉の波で期待値が違ってくるのか?それは打てる時間の違い?!
まず熊酒場のほうですが、ノーマルタイプの台なので出玉の波と言いましたが実際は出玉の契機はボーナスのみです。
いついかなる時にボーナスに当選しても獲得枚数に変動はありません。
まぁビッグとレギュラーの違いはありますが、固定されたG数で固定された枚数を獲得できるので、安定して枚数を獲得できます。
それに比べてミリオンゴッド神々の凱旋は、1セットあたりのG数は100Gと固定されていますがそれが何セット続くかは分かりません。
それによって獲得できる枚数にも変動があります。
そしてここが1番重要なのですが、
閉店までの残り時間で期待値が変わってきます。
これはミリオンゴッド凱旋だけではないのですが、出玉の上限が理論上ないATやARTの台は打てる残りの時間で期待値が変わってくるのです。
期待値のマックスというのは
開店してから当たって閉店まで終わらない
これがマックスです。
結果的に閉店時に残りどれだけストックがあろうが、どれだけG数が残っていても期待値には関係ありません。
どれだけの時間打てるのかが、大事なのです。
打ち出してから閉店まで続くのがその時の期待値のマックスです。
逆を言えば
閉店までに取り切れない可能性がある台は打つ時間が短くなるほど取れる期待値がさがる
ということです。
ミリオンゴッド凱旋の1回の当たりでの獲得期待枚数は 期待値見える化 ミリオンゴッド神々の凱旋 AT一撃出玉分布実践値|万枚達成率・閉店リスクを数値化 によると平均約878枚とあります。
これは単発もぶっ壊れた上乗せも込みでの平均です。
つまり、
天井単発や、朝千円で当たって上乗せで100個ストックして閉店確定コースの可能性もあり、それらを平均した数字です。
熊酒場だとボーナスをひいていつ終わるか分かりますよね?
ボーナス中にボーナスの上乗せなんかありませんからね。
しかしミリオンゴッド凱旋はいつまで続くかわかりません。
消化中にどれだけ上乗せするか分かりません。
しかしそういった未知数の上乗せも込みで計算されています。
だから1撃万枚とか出るんですよね。
ということは11時に当選しても、16時に当選しても、22時に当選しても、その当選したやつはいつ終わるか分からないのです。
11時に当選した場合は閉店が23時としたらまだ12時間あります。
16時に当選した場合は閉店が23時としたらまだ7時間あります。
しかし、22時に当選した場合は閉店が23時としたら残り1時間しかありません。
1回の当たりでの獲得期待枚数は約878枚です。
しかし1時間で獲得できる枚数は2000枚ちょっとです。
仮に1時間で獲得できる枚数を2000枚とします。
22時に当選した時点で1撃2000枚以上とれた可能性が0になってしまうのです。
1回の当たりでの獲得期待枚数は約878枚というのは1撃万枚とかも込みで計算されています。
ということは22時に当選した場合は1撃2000枚以上獲得できる1撃5000枚や1撃万枚とれる可能性を1撃2000枚として考慮して平均獲得枚数を計算する必要があります。
さきほどの 期待値見える化 ミリオンゴッド神々の凱旋 AT一撃出玉分布実践値|万枚達成率・閉店リスクを数値化 によると閉店1時間前に当選した場合は約150枚損することになります。
ミリオンゴッド凱旋の機械割は約119%です。
時給に換算すると約9500円です。
それが22時に当選した場合は約150枚損するので約3000円さがります。
ということは時給6000円まで下がります。
時給6000円を機械割に換算すると約112%です。(それでもすごいけど)
実際の細かい計算はちょっと違うかもしれませんが概ね合っていると思います。
そして熊酒場はボーナスの消化G数が決まっているのでそれを消化できる時間まで打っても期待値は変わりありません。
なので5分前でも期待値はさがりません。
さすがに1分前だとボーナスの消化中に閉店となる可能性があるので期待値は下がりますが。
こんな感じで出玉の獲得枚数が荒い(1撃で取りきれる時間がかかる)台は、打てる残り時間が少なくなるほどとれる期待値がさがるとうことです。
同じ機械割なら出玉が緩やかな台のほうがとれる期待値は大きい
さて機械割が一緒でも残り時間で期待値が変わってくることがお分かりできたでしょうか??
ミリオンゴッド凱旋と熊酒場は機械割はほとんど差はありませんが、残り時間が少なくなるとミリオンゴッド凱旋のほうは期待値が下がっていきます。
ということは、よーいドンで朝から設定6のミリオンゴッド凱旋と熊酒場を打って、同じ時間を消化すると閉店に近づくにつれミリオンゴッド凱旋の方がとれる期待値が少ないということです。
夕方くらいまではほとんど大差ないので気にしなくていいですが、閉店まで残り3時間くらいから気にしていきましょう。
これは設定だけでなく天井狙いのようなハイエナでの期待値にも影響します。
それこそミリオンゴッド凱旋の天井のように出玉の波が荒い台は注意しましょう。
ちなみに6号機の場合は有利区間が1500Gまでなので閉店まで残り2時間以上あるなら気にしなくても問題ないと思います。
通常時が非有利区間でボーナス等に当選してから有利区間に以降する台もありますが、純増が少ない機種でもほとんどが3枚以上なので有利区間が終わる上限の2400枚まで800Gの消化で済むので2時間あれば問題ないと思います。
今回はここまでです。
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